水戸滞在日記(大速攻展公開制作)


朝から「大速攻展」の公開制作が8室で始まっている。
6室では「一箱古本市」も始まった。

隣の部屋では荒井良二さんの「ぐるり!合唱するみたいにみんなで絵を描こう!」も朝からスタート。荒井さんの導入のお話が軽妙で気になって見学。

のち、「大速攻展」も気になるのでいったりきたりしつつ、私も15分で一点制作して展示。あとは既作のドローイングを2点展示した。


お昼は「大速攻展」組で「炉ん」へ。今ごろ知ったが、リーズナブルで美味しいお店だ。
「大速攻展」はその後もお客さんを巻き込み続け、公開制作終了。
私はマケットの作品をすすめる。
夜は大速攻展組の呑みへ。

大速攻展(「アートセンターをひらく展」内)

大速攻展

会期:2019年5月4日(土)ー6日(月祝)
公開制作:2019年5月3日(金)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー 展示室8
参加作家:
中﨑透、寺門朝、安藤卓児、末永史尚、松本美枝子、寺門陽平、佐藤純也、舘かほる、キオクズ(津田翔平・ミヤタユキ)、CAMP、廣木眞琴、逢坂恵理子、五嶋英門、持田敦子、冨井大裕、潘逸舟

企画:オルタナティ部+壁ぎわ

「アートセンターをひらく」の中で活動している「ブカツ」の一つ「オルタナティ部」。その活動として壁ぎわと共同企画の展覧会「大速攻展」を開催します。企画から制作から展示まで全てを速攻で行い、観客として来場した知人もどんどん加わっていった本展、是非見届けていただけると幸いです。

大速攻展は速攻で行う展覧会である。参加作家は速攻で展示に参加する有志。いわば「神速を旨とした機動部隊」(『風の谷のナウシカ』第3巻、徳間書店1984年)。変化と動きへの対応が求められ、何かしなくては(いけない)というノリが求められているようにも感じられる昨今、ノリとは何か?ノリから私たちは何を得るのか?この問いを、展示作業とその結果から考察してみよう。ノリと勢いから/によるクォリティを模索し、その模索がクォリティとなる。神速移動の最中に我々は何を見るのか。水戸のオルタナティ部、第0話はここから始まる。

http://kabegiwa.com/

水戸滞在日記(大速攻展公開制作1日目)


今日から6室で「春の小さな古本市」がはじまる。古書店Li:ttleさんがCLARIS BOOKS(下北沢)、オヨヨ書林(金沢)、ハナメガネ商会(益子)さんらの古書を販売していて、魅力的なのでついつい通りがかりに見てしまう。。
新作のテストピース、厚みに問題あり、厚くして作り直すことに。

午後、冨井くん水戸芸来。「大速攻展」の準備はじまる。私は展示タイトルを大きなクラフト紙に描く。


テストピースを厚くして制作。

夜、キワマリ荘にて冨井くんや記憶ズの2人らが集い、その後呑みへ。