黒のみのリトグラフ

宮嶋葉一さんが以前KIDO Pressでの展示のトークショーで「エッチングの黒インクの紙への食いつき」を15-16cのドイツのエッチングが目指すところ、みたいな話をされていて。自分がいまリトグラフで目指している乗りの感覚ってなんだろうかと色々記憶を辿っていたのだけど。リトグラフでも紙に「きゅっ」と黒が乗っているか乗っていないかの差は歴然とあって。自分では、たぶん活版印刷の紙への乗り方かなと。それは刷りだけの問題じゃなく、版にも。