日記

流山市のArtstudio NAZUKARI WAREHOUSEで彫刻家の椋本真理子さんの個展 「concrete temple」をみました。でダムをモチーフにした大小さまざまな抽象的な作品が並んでいました。

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千葉市へ大移動して、千葉市美術館で「没後200年 亜欧堂田善 江戸の洋風画家・創造の軌跡」展をみました。明治以前の絵画がいわゆる近代芸術の表現とは異なる回路で生まれていたのだ、ということをその思考で描かれた油彩画をみることであらためて考えさせられます。

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常設展示は若林奮特集。版画中心です。

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滞在制作+ワークショップの「つくりかけラボ」は「原倫太郎+原游|RE 幼年期ディスカバリー」。原倫太郎さんは大学の先輩、原游さんは同期だったのです。会場で制作中の原倫太郎さんに久しぶりにお会いできました。「遊び」をテーマにこれまでの制作物を空間に展開しつつ、アンケートから新しいアイデアで制作しようとしています。楽しくも美しい空間になっていました。

 

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日記

スタジオで制作と事務仕事です。午後、歩いて正恩寺へ行き、鹿野震一郎さんの個展を見ました。スタジオに戻る際に商店街のせんべい店でお煎餅を購入。この街に住んで10年、ずっと気になっていたけど入るのを躊躇していたお店だったのです。おばあさんから「今日は寒いからお客さんが来なくてどうしようかと思った」なんてお話をうかがいつつお店をあとにしました。スタジオで何枚かいただいたら、本当に美味しくて。自然なお米の味と香ばしい醤油の味。軽くて、でもしっかりとしたお煎餅です。

帰ってから調べたら「花見せんべい吾妻屋」という名前のお店は東京にいくつもあるんですね。でもチェーン店とか暖簾分けとか、そんなわけでもなさそう。かといって無関係ではないだろうし、気になります。