「東京府美術館の時代展」


http://www.mot-art-museum.jp/ex/plan_h17-1.htm



ノーマークだったけど、非常に興味深い展覧会。
日本初の常設の美術館であり、東京都美術館の前身である東京府美術館の歴史を、建造物から、あるいは展示された作品を集める事でおっている。「美術史」は往々にして固有名中心に組み立てられ、埋没していった無名作家の作品はなかった事にされてしまいがちだが、今回は「美術館」にフォーカスしポイントとなる展覧会の出品作を集めて展示しているため、底辺の見知らぬ良い絵の発見も。
戦後のアンデパンダン以降の記録も面白かった。
クリスト、ダニエル・ビュレンも出品していた「第10回日本国際美術展」の大辻清司のの記録写真が見飽きない。