PLAYTIME2005、鈴木淳×中崎透展トークショー

 



表参道Immigrant's Cafe「PLAYTIME2005」のオープニングイベントへ。

福岡/北九州市現代アートスクール、CCA北九州の主催。参加している友人の多田くんのお誘いで行ってみた。


DMが正直不案内で(地図も違う!)行くまで何があるのかよくわからなかったんだけど、デイタイムはCCA参加者の映像作品とゲストのレクチャーや上映会。ディナータイムにはライブ等のイベントも。また会場にはすこしづつ作品が展示されている。


行くと会場には多田くんの姿もあり。上映を見ながらお話等。
作品で気になったのは、アニメーション制作ユニット、ノラビットさんのCGアニメ。
テレビなどで見た事があったけど忘れていたおかしなバカCGの作り手さんがじつはノラビットの秋本きつねさんだったことを(今頃)知った。


http://www.nolabit.com/


去年くらいに後輩のくぼつき邸でプレイして久々にすごい!とおもったプレイステーションバカゲーム「せがれいじり」もこの人の作品を使ったものだった。すばやいリズムでたたみ掛けてくるバカバカしさが快感。

http://www.nemesys.co.jp/game/game/segare.html





その後京橋「ASK?」のαmプロジェクト「鈴木淳×中崎透二人展 Favore−どうぞ−」のアーティストトークとオープニングレセプションへ。鈴木淳さんは福岡在住の映像作家。中崎くんはムサビの大学院博士課程の学生さんで、こんどマテミク展のオープニングイベントのお話会にも出席していただくことになっている。トークショー前にかるくそのうちあわせ。


それぞれの作品についてはリンク先参照。

http://www.musabi.ac.jp/ampj/2005/05suzunaka/index.htm


トークショーの司会は企画の岡部あおみさん。
内容はそれぞれの紹介と、自作についてのコメントおよび岡部さんの解釈、そして企画の経緯などのお話、2人のアーティストがお互いの作品についてコメントし、質疑応答


鈴木さんが中崎くんの作品の印象を「どこか狂気をはらんでいるのが面白い」旨発言されていたのが面白かった。
質疑応答で、お客さんからの質問はどうしても作品に論理的一貫性、意味についての話になってしまうけど、中崎くんの面白さは結果としておちついてしまう意味にはないような気がする。それは確かに作品からなにかしら感じる「狂気」の気配かもしれないなと僕も思った。シリアスな意味ではなく「おもしろみ」として受け取れる質のものだけど。


レセでは待ち合わせしていた冨井くんよりマテミク展常置き用ファイルを受け取り。
また冨井くんにマテミク展に宣伝してもらう(多謝!)。会場はムサビ率が高くぼくはどうもとっかかりがないので早々に帰宅。



途中で寄った古書店で「日本のアート・ディレクション」ADC編 美術出版社、日本の美術 343号「染の型紙」購入。型紙ヤバい。