まとめ

 


東京造形大学へ卒業制作展を観に。朝まですっかり忘れており、あわてて見。絵画科の展示だけかけあしで。


今年の卒業生はぼくが教務補佐2年目時、node元年に新入生だった子たち。かれらが3年にあがるときに僕は大学を出ているのでずっとというわけではないが、断続的にも4年分の制作をながめてきた学年の最初のひとまとめ。


自分が卒業のときの卒制はメインの絵1点(150F)を中心にそれを補足するような2点の作品(100Fとドローイング)、まわりも1点勝負みたいな分量でみんなおちついていたのだけれど、今年はやたらと大きな作品を何枚も描いている子が多かった。200号クラスって大学でしか作りも飾れもしないサイズで、なかなか環境がそろう機会はないからこのチャンスにやってしまうのも良いと思いますが。普段みていた身の丈サイズの制作が結局良かったなあ、と思う子も多かった。こういうのは毎年雰囲気でなんとなく決まってしまう。


その意味でああ、よかったなあ、と思ったのは五十嵐くんの絵。ボールペンやマジックペンでの落書きのようなドローイングのストックを絵に起こしていた。4年のうちに色々揺れながらもなんとなくは自分のペースをつかんだ様子が作品から見て取れたのが嬉しかった。でも結局音楽に向かってしまうのかなあ。あとはグラフィティで通した司馬くんも見事。
それぞれの趣味や生活から作品が分離できないのが2人からつたわる。





そのごいそいで大泉学園メロトラスタジオへ。ライブミーティング/練習。