ムサビの卒展

 

ムサビの卒業制作展を観にいきました。
油画の院生で昨年末ぼくの企画した展覧会のトークショーに出演してくれた中崎透くんと、
同じころムサビの院のアトリエを見学したときに作品をみせてもらって気になっていた秋山さんの展示を観つつ、
最近の傾向を観察するような気持ちで。


なにしろ学生も造形大より多く観て回るのも大変で、気になった名前を覚えたりもできなかったのですが、絵画等にも面白い作品が結構あって楽しめました。基本的にムサビの絵は担当教員の影響が強い傾向は10年前から変わっていません。それでも、細かい事を気にせず眺めていると作品がいいものをたくさん持っているのに気付かされる学生が多かったように思いました。
あと、版画はおしなべてクオリティが高かったです。


中崎くんの展示も素直に面白かった。はったりも見栄もなく、置かれてる状態を素直に作品にすることにああいう着地点もあるのだなあ、と。



帰りにswitch pointに寄り。