「私の音楽談義」


古書店で買った芥川也寸志「私の音楽談義」(1959年、音楽之友社)読み。
ユニークな語り口調のなかにも深みのある音楽話。装丁イラスト久里洋二


「私は音楽というものを、生活のなかにとり入れるべきものとは思っておりません。-(中略)-音楽というものは、生活のなかにとり入れるものではなく、生活のなかから、ひきだすものであると考えております。」


「たとえ他人がどのように推奨するものであっても、自分にとってつまらなく、退屈なものははっきり拒否する事が、音楽に近づく第一歩」