宮嶋葉一さんの個展@void+

3畳くらいのメイン会場は真っ白な壁、床、天井に、床に置いた蛍光灯3本が照明というクセの強い会場。天井も低いので、会場に入った時点で空間に違和感を感じる。そこに100号くらいの油彩3点が展示されているのだけど、場が強くてなかなか作品に集中できない。宮嶋さんの絵はつやのある油彩の黒も使っているので、引きがとれない状態で床照明だと反射光が目に入る。正直、普通に見たかった。

サブ会場(オフィス)にも旧作展示。こちらは作品床置き。前回宮嶋さんの作品を見たときは相模大野の廃墟だったので、おサレな内装に宮嶋さんの作品がある状態にこちらはこちらで違和感が。


作品のユニークさと、個々のクオリティは変わらず良いと思う。
宮嶋さんは制作に波がないので会場ごとでの見え方のちがいに敏感になってしまうのかもしれない。
これまで見た中では、文房堂ギャラリーで展示されたときが一番良く見えた気がする。