文化芸術振興基本法

文化審議会文化政策部会「文化芸術の振興に関する基本的な方針の見直しについて(中間まとめ)」に対する意見募集について
こりゃなんだ?と思って調べる。成立は2001年。ぼくが疎かっただけか。

原文
http://www.bunka.go.jp/1aramasi/main.asp%7B0fl=show&id=1000001203&clc=1000000001&cmc=1000000025&cli=1000001106&cmi=1000001199%7B9.html
それによってたてられた基本方針
http://www.mext.go.jp/a_menu/bunka/houshin/main4_a8.htm


芸団協によるまとめ
文化芸術振興基本法ができるまで


公明党の強力な推進で成立した」らしい。
http://www2.famille.ne.jp/~m_kawai/2002627.htm

でもここでいわれている「振興」はあの地域振興券の「振興」とダブる。


民主党も反対はしていない。相乗り。
http://www.dpj.or.jp/seisaku/sogo/report2002/html/3_48.html
共産党も反対していない。
「文化芸術振興基本法」が成立/公的支援の今後は/石井郁子衆院議員に聞く
ただし、「行政が支援をおこなうさいには、芸術・文化活動の内容に介入しないことと、芸術家・団体を差別しないことを原則とすること」「専門家の社会保障」などの具体的な指摘あり。また、このへん

 もう一つ公的支援をめぐって大事なことは、小泉「改革」によって、文化の切り捨てが大々的に進行しようとしていることです。特殊法人改革の名で、国立・新国立劇場などの事業の民営化・廃止がねらわれ、東京都や大阪府では文化事業を、「効率性」で「評価」、「抜本見直し」がねらわれています。

の矛盾への言及あり、けっこうするどい。

現代美術関係サイドの声もみつけた。
bunkahou_fukuoka/bbs (log)

昨年秋に文化芸術基本法案が急遽成立するらしい、とニュースが入りました。
そういうのを策定しているという話はウワサでは聞いていましたが、特に現代美術関係の人間は「だからって別に関係ないよなあ」って傍観してたわけです。
それが、本当にパタパタと成立してしまい、内容を見ると、「おや?」とクビを傾げることが少なくない。それで何か対策がいるのかなあ、と、それでもボヤーンとしていた頃に、大阪のシンポジウムで川俣正さんが吠えたのでした。
この法案を進めていたのは芸能関係の団体「芸団協」です。だからベースがパフォーミングアーツ寄りなのです。美術系では「宮島達男」さんがヒアリングを受けたのですが、おそらくそれ以外の人はあまり関わっていなかった。


これが正しい情報かどうかは不明。でもなんとなく流れはつかめてきた。
けど結局、これによって何が変わったのか、はよくわかんないまま。