相模原市立美術館の話

区立美術館化のエントリを書きながら美大3校を域内に置く我が街相模原市に美術館がないのは何故なんだぜと思ってググったら
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 相模原市は二日、市北部の橋本駅近くの日本金属工業工場跡地(同市大山町)に、二〇一三年度以降に市立美術館を建設する計画を公表した。芸術作品の展示や芸術家育成の拠点とする考えで、年内に学識経験者や美術関係者、市民による検討委員会を発足させ、基本コンセプトや機能などについて議論していく。

今年の8月2日に計画公表という暢気な話でした。
それも土地も寄付、作品も寄贈というムシのいい話で進めていたプランが頓挫しての発表だったようで。

 美術館計画をめぐっては、総合計画に建設が位置付けられており、昨年二月に大川美術館(群馬県桐生市)から二千点の作品提供の申し入れがあったことから本格的な検討を進めてきた。

 提供手法について、市側は「寄贈」と受け止めていたが、美術館側と認識にずれがあり、協議が難航。このため同美術館に頼らず、市独自に美術品を集める方針に転換した。

さらに 詳しいけれど文章が要を得ない相模原経済新聞の記事<相模原市立美術館構想> 大川美術館作品断念 〜現収蔵作品は74点〜には

同美術館の作品提供を巡り市が受け止めていた「寄贈」と同美術館の「貸与」で食い違いが生じ、このために市はこの構想を断念

市が現在保存している美術作品は「約200点」と言うが、市教委が買い取った実際の収蔵作品は文化国際課によると、岩橋英遠氏の作品をはじめ「74点」にとどまる。それを含めて「約200点」としているのは、寄贈された小品など100点を加えてカウントしているからで、「水増しと誤解されかねない」という声もある。

ともあり、たぶん「まさか」で「アレ」な状況なんだと思います。