豊田市美でダニエル・ビュレンさんの作品が壊されちゃった件

13日午後2時ごろ、愛知県豊田市坂本町の市美術館の屋外テラスで、フランス人現代美術家、ダニエル・ビュレンさんの鏡張り作品の鏡1枚(縦2メートル、横1・5メートル)が割れているのを、清掃中の職員が発見した。作品は来館者が触ることができる状態で置かれており、被害届を受けた豊田署は器物損壊の疑いもあるとみて、調べている。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008011402079284.html

形あるものはいつか必ず壊れるし見たところ修復もできそう、とはいえ公共財ですからね。故意だとしたら悲しいこと。でも

 当面、屋外展示作品を中心に警備員の巡回を強化する方針だが、同館の担当者は「警備員に囲まれて作品を鑑賞することが本当に市民にとって良い状況なのか」と打ち明ける。
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080115/CK2008011502079491.html

それでも「警備員に囲まれて作品を鑑賞することが本当に市民にとって良い状況なのか」と考えられる美術館スタッフさんがいることがちょっと嬉しいなと思ったという、小ネタでした。大事なことだけどね。