山口でホリデー

実家でのんびり一日。午後弟と2人で山口県立美術館。せっかくなのでもいちどみる常設。のち母と合流して昼食。中略で夜防府から山口発。

昼食後山口の商店街を歩いたのだけどあちこちシャッターが下りているのが目立った。昨日も湯田あたりを時間潰しに歩いていたところ高校のころ見ていた民家がそのまま残りつつも無人化して半分倒壊しつつあるのをちらほら見かける。市全体がさびれきている、かというとそうでもなく町外れにはびっくりするほど新築の家が密集していて大型ショッピングセンターはコミコミ。これがいわゆる空洞化ってやつなのかとおもいつつワイカムの盛況と閑散とした県立美術館の差をおもう。なんというか、両方文化施設なのに数キロ離れているだけなのに重ならない別の層の人間が利用している感ぷんぷんで。これだけ美術に関する人とモノが集まってればもっと盛り上がれる可能性あるのになとおもうけど多分「東京でもやらないイベントをやることで他所から人を集めること」と「そこで暮らしつくりつづけている人を育て作品を蓄積すること」の両方をトータルデザインを欠いたまま並べても終着点がみえないまま時間が過ぎていく。べつに山口にかぎったことじゃないんだろけど。