荻野僚介「空中剥製」

http://www.bumpodo.co.jp/gallery/2008/2008_ogino.html
会場:文房堂ギャラリー(神田)
会期:2008年3月31日(月)-4月12日(土)
僕がちょうど発表をはじめたころ、2000年のちょっと前くらいはBゼミ出のユニークなペインターが次々現れてきて、面白い時代が来るぞとワクワクしたものでした。その後微妙に流れも変わりそれぞれちょっと発表に間があったりしつつ近年また表立って活躍されはじめててきていています。荻野さんの個展も非常に楽しみ。
以下文房堂ギャラリーのウェブサイトより転載

「色と形」によって喚起させる世界のために、荻野は作品をつくりつづけています。
綿密に描かれた作品は極力余分なものが排除され筆の痕跡もみせない、ミニマルな画面構成になっています。そこにあるべき色とかたちを模索するため、時には何度も描き直し、長時間かけてキャンバスに向かうといいます。
また、余計な先入観を入れずに鑑賞してもらうため、キャンバスサイズをそのままタイトルにしています。
彼の作品は背景や前景、抽象や具象、二次元性といった絵画にまつわる形式を超えて、自由に創作しようとする姿勢をうかがわせます。荻野の作品そのものの世界を人それぞれの感覚で体験していただきたいと思います。

関連:
project N 02 荻野僚介 OGINO Ryosuke