ターナー賞展

岩本町労働。お昼は鳥トマト煮弁当。
労働後、六本木の森美術館。ようやくターナー賞展見。思っていたよりボリュームが少ないというか、国内にあった作品が多い印象。特にゴームリーは受賞作のクレイの人形作品を期待していたのでかなりの肩すかし感。基本的に展示室が狭いのと、作品と作品の間も割と余裕がなかったので全体のイメージはあんまり良くはない。せませました感じ。大きく空間を使っていたティルマンスがとてもよく見えた。
それにしてもあの時期のオフィリはホントに良い。コラージュと手作業のディテールと怪しげな絵具の乗りと重層的なイメージとが同居していて、奇跡的な質だよなと思う。半分通路みたいなひどい位置に展示してあったけど…。
トマ・アブツ。アブツが面白いのはある時期から以降あまりペインティングで用いられていなかった感のある単色のグラデーションという語彙の使い方。絵具の乗りもいいところに留まっていて。
あとはハーストのペインティングも興味深く。
六本木の空気に疲れ帰宅。帰りに歩いていて、そういえば世代的にぎりぎりだけど六本木WAVEに行ったことがあったことを思い出す。映画を観に行ったんだっけか。