夕方より吉祥寺On Going。冨井くんの個展「かみの仕事」トークショウとオープニング。
トークはこれまでの自作を振り返り分類/分析しつつ、これからの制作をその延長におく図式を用意して語るというもの。年代順に表化したプリントまで用意し、影響を受けた作品まで書いてあったので、拙ブログで先日のαMのシンポジウムについて書いた感想でプレッシャーをかけてしまったのではないかとドキドキした。後で訊いてみたらそういうことではない、とのことでやや安心。
展示はそのタイトル通り紙の仕事。ふせんの作品がキレキレで面白い。これは一体なんなんだろう。折り紙の作品は私的にはジョン・チェンバレンを想起してにやりとしてしまう。大きな紙の作品はたぶんその延長ででてきたものだと思う。本人にも話したけど、これだけちょっとこれまでの作品と流れが異なるー構成要素が「紙が素材の既製品」ではなく「紙」だからーけど、「彫刻」への攻めの姿勢の表明と受け取りました。
二次会、国分寺でラーメンまで。