おでかけ日

朝から竹橋の東京国立近代美術館。「ヴィデオを待ちながら」展見。数時間じっくり堪能。キャプションが作品の見方を固定してしまいそうなくらい踏み込んでいたのが気になりましたが、いい展覧会だと思います。「ヴィデオ/TV/映画という媒体を主題にしたもの」と「アートとしてのパフォーマンスを記録したもの」は別だと思うのですが、その辺厳密にはどうなんでしょうね。
京橋ギャラリー椿で木村繁之先生個展。木版の作家さんですが、今年は陶立体の作品展。陶といってもテクスチュアよりも純粋に形態を見せるような、絵のイメージをそのまま膨らませたような独特の作品。佇まいが静かで良かったです。
養清洞ギャラリーの木下恵介先生個展。銅版画とリトグラフ。版画との関わり方が自由で観ているととても楽になれる作品群。クレヨンのストロークが大好きなのです。
gggマックス・フーバー展。現代グラフィック・デザインの素形のひとつしにして、達成者でもありそれをまとめてみることができる貴重な展覧会。丁度トークショーが終わったところらしく、アオイ・フーバーさんほか蒼々たる方々が会場にあふれていて緊張。またゆっくり見に行きたい。
のち、資生堂ギャラリー「椿会展」、六本木に移動して森美術館「カッシーナ展」など見。
さすがにお疲れ。