メモ

真っさらなキャンバスというのに描くことができないというか受け入れることができない。縦横の比率は私の必然で生まれたものではなく気持ちが悪い。
描きながら更新できれば良いかと思い試みたこともあるが手順的にうまくいかない。デジタルデータのようにはいかぬ。
よって描くベースのサイズや形をどう定めるかをスッキリさせた上で描く、ということにしている…それが日用品の作品へのながれとなる。
ひとの考えなどというものはことばによってかなり規定されているように思う。私の考えることなどあらかたいつかの誰かのトレースだ。
造形もまたそうであろうが、会話言語を自作できないが造形のことばは他人の進入とそうでないものを測りやすい。ここでなら自由について考えることができる気がしている。