「ギャラリー シマダ アーカイブ展」@Do a front(山口)

昨年度から東京造形大学の教育研究助成金の支援を得て、山口市と東京で活動していた現代美術ギャラリーの「ギャラリー シマダ」についての調査を行っています。当初は冊子にまとめる計画でいたのですが、研究過程でどうしても展覧会も開催したいと考えるようになり、山口の現代美術の流れを研究されていた 山口情報芸術センターYCAM]キュレーターの吉﨑和彦さんと共同企画で山口市オルタナティブ・スペース「Do a front」で報告展を開催するはこびになりました。会期中のトークイベントも貴重な機会になると思います。ぜひ、足をお運びください。

ギャラリー シマダ アーカイブ

会期:2022年11月3日(木)~13日(日)
13時~18時/11月9日(水)休廊
会場:Do a front(山口県山口市堂の前町1-9)
企画:末永史尚(美術家・東京造形大学教授)+吉﨑和彦(山口情報芸術センターYCAM]キュレーター)
主催:Do a front https://www.doafront.org
助成:公益財団法人山口市文化振興財団助成事業、東京造形大学教育研究助成金
後援:山口現代芸術研究所(YICA)

トークイベント1:「ギャラリー シマダの活動を振り返って」

11月5日(土)15時~16時30分 
出席者:嶋田日出夫(ギャラリー シマダ)、嶋田啓子(同)
末永史尚(美術家)、吉﨑和彦(山口情報芸術センターYCAM]キュレーター)
参加費:1,000円 

トークイベント2:「ギャラリー シマダとアートシーン」

11月12日(土)15時~16時分 
出席者:南條史生*(キュレーター/森美術館特別顧問)
末永史尚*(美術家)、吉﨑和彦(山口情報芸術センターYCAM]キュレーター)
参加費:1,000円
*はオンライン参加/駐車場はありません。近隣の有料駐車場をご利用ください。

1980年代から山口市を拠点に、同時代の欧米のアーティストを精力的に紹介した現代美術の画廊がありました。2004年に惜しまれながら閉廊した「ギャラリーシマダ」です。その20年間にわたる活動を振り返る「ギャラリーシマダ アーカイブ展」を開催します。本展では、「ギャラリーシマダ」で開催された主要な展覧会を、山口市出身のアーティスト・末永史尚が模型で再現します。また、地元の美術館や大学との協働で行われたレクチャーやシンポジウムなどの活動も資料を通して紹介し、地域のアートシーンにくっきりと刻まれた、多角的な活動の軌跡をたどります。<<