ホイッスラーは

絵画作品のタイトルに音楽のことばも用いた ex)「黒と金色の夜想曲

色の配分を主題としているかのようなタイトルも ex)「灰色と黒のアレンジメント:画家の母」

作品は描写による完成度や仕上げを欠く

つまり作品の価値を「描かれているもの」に帰さなかった

ひいては作品ひとつひとつのモノの価値(完結型)よりも
画布上の配色、線や形の配分を探求する過程に芸術としての意味をみいだし、作品はそのなかでうまれてくるモノとして価値が生じている(文脈型)と考えていた、としてみる