水戸滞在日記

「大速攻展」は本日よりスタート。


また私が制作している部屋の隣では荒井良二さんの「ぐるり!合唱するみたいにみんなで絵を描こう!」が行われているのだけど、今日は昨日の子どもたちの絵の上に大人が描画する日でした。みていると何とも楽しそうで、私も途中から参加させていただきました。




午後からは荒井良二さんがさらにその上から「根っこをつなげるように」描いていく公開制作だったのですが、これも観ていてとても勉強になりました。面白かった。



明日はトークなので今日で制作はほぼ終了。
新作2のテストピースも制作。
本日が最後の夜なので帰りづらくてだらだらと居残り。大速攻展の記憶ズの作品の整備を見守ったり。

のち、水戸芸組+ラチくん、純也くん、古書店リトルさんと呑みへ。

水戸滞在日記(大速攻展公開制作)


朝から「大速攻展」の公開制作が8室で始まっている。
6室では「一箱古本市」も始まった。

隣の部屋では荒井良二さんの「ぐるり!合唱するみたいにみんなで絵を描こう!」も朝からスタート。荒井さんの導入のお話が軽妙で気になって見学。

のち、「大速攻展」も気になるのでいったりきたりしつつ、私も15分で一点制作して展示。あとは既作のドローイングを2点展示した。


お昼は「大速攻展」組で「炉ん」へ。今ごろ知ったが、リーズナブルで美味しいお店だ。
「大速攻展」はその後もお客さんを巻き込み続け、公開制作終了。
私はマケットの作品をすすめる。
夜は大速攻展組の呑みへ。

大速攻展(「アートセンターをひらく展」内)

大速攻展

会期:2019年5月4日(土)ー6日(月祝)
公開制作:2019年5月3日(金)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー 展示室8
参加作家:
中﨑透、寺門朝、安藤卓児、末永史尚、松本美枝子、寺門陽平、佐藤純也、舘かほる、キオクズ(津田翔平・ミヤタユキ)、CAMP、廣木眞琴、逢坂恵理子、五嶋英門、持田敦子、冨井大裕、潘逸舟

企画:オルタナティ部+壁ぎわ

「アートセンターをひらく」の中で活動している「ブカツ」の一つ「オルタナティ部」。その活動として壁ぎわと共同企画の展覧会「大速攻展」を開催します。企画から制作から展示まで全てを速攻で行い、観客として来場した知人もどんどん加わっていった本展、是非見届けていただけると幸いです。

大速攻展は速攻で行う展覧会である。参加作家は速攻で展示に参加する有志。いわば「神速を旨とした機動部隊」(『風の谷のナウシカ』第3巻、徳間書店1984年)。変化と動きへの対応が求められ、何かしなくては(いけない)というノリが求められているようにも感じられる昨今、ノリとは何か?ノリから私たちは何を得るのか?この問いを、展示作業とその結果から考察してみよう。ノリと勢いから/によるクォリティを模索し、その模索がクォリティとなる。神速移動の最中に我々は何を見るのか。水戸のオルタナティ部、第0話はここから始まる。

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