Suppa Micro Pamchopp「original works」

ふと昼間Twitterをのぞいていたら敬愛する音楽家・スッパマイクロパンチョップさんの新譜手売りツイートを目にして思わずリプライして購入いたしました。最寄り駅で待ち合わせてmixCDと合わせてゲット。ご近所なのですよ。
数日前よりリリース情報を得ていたもののトータル200本も出さない+カセットテープという形式。明日のイベント手売りを逃すと購入できないかなーダウンロード購入になっちゃうかなーと思っていたのでとても嬉しかったです。倉庫にしまったカセットデッキつきミニコンポを引っぱり出さなきゃなと思いつつも!
内容は下記リンクより試聴できます。
original works | birdFriend
スッパさんの凄さはことばにしづらいです。前作「わたしはオルガン」の感想も結局本人に伝えられぬままです。とにかく凄いのですが。
ただ無理やり一言で言うと(ひとまず電子音楽においては)「安定しないポイントとその魅力を発見する能力」なんじゃないかと思っています。音楽におけるリピートはわかりやすい快楽なんですが、そこを巧妙に避けた快楽を生み出そうとしている、そのスリリングな綱渡りを耳で追うのが得も言われる快感なんですよね。
むか~しスッパさんがブログかなにかに「(ミュージシャンの)ファンになると音楽そのものは聞けなくなってくる」「街角でふっと耳に入ってくる誰がやっているかわからない音楽のような音との出会い方」みたいな内容を書かれていたと記憶していて(あやふやですけど)、それを構造的に音楽化しているのがスッパさんの音楽なんじゃなかろうかなと思っている次第です。
ただこれに歌やバンドまで加わると本当によくわかりません。これも凄いんですよね…。
ちなみにテープをきゅるきゅる巻いてしまうんではと心配しながらミニコンポで再生してみたのですが、デッキは磁気信号を低音ノイズに変換するマシーンに転生されておりまして、テープ付属のダウンロードコードでダウンロードしてひとまず聴いております。

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