TRANS ARTS TOKYO 2017 (五十一八クリエイティブ・プロジェクト「五十一八コレクティブ」 )

昨年も参加した「TRANS ARTS TOKYO」に今年も参加しています。私は神田錦町の街中の店舗等を会場にした作品展示「五十一八コレクティブ」への参加で、輸入ワイン卸売の株式会社アストルさんの通りに面したガラス窓に展示しています。2011 年から制作してきた「展覧会場のマケットをモチーフに制作した作品シリーズ」を10数点まとめて、通りに向けて建てたパネルに付けて展示しています。既に発表しているけどこっそり見せていたものも、制作していたけど発表していないものも新作もあります。マケットのシリーズを一度一望できる形で展示したかったのです。
展示している作品(のモチーフ)は以下です。See-Sawギャラリー/カフェ、秋吉台国際芸術村音楽ホール、群馬県立近代美術館展示室A、リマスタ、ギャラリーαM、ギャラリーナカノ、旧所沢市第2給食センター休憩室、マキファインアーツ、ギャラリーゼロ、doors。
展示は窓の外から眺める形で、中に入っても展示はないのでご注意ください。24時間見ることはできますが、特に照明はないので日が暮れて18時にお店が閉まると暗くてほぼ見えません。上記ご注意のうえ、是非ご覧いただけたらと思います。


TRANS ARTS TOKYO 2017 (五十一八クリエイティブ・プロジェクト)
http://www.commandn.net/trana-arts-tokyo-2017/
会期:2017年10月13日(金)~10月29日(日)
会場:五十通りエリア:株式会社アストル(東京都千代田区神田錦町3丁目6番地 KS363ビル 1F)
リンク先のマップを確認してください→http://2017.kanda-tat.com/wp-content/themes/tat/img/pdf/171020_51018.pdf
主催:TRANS ARTS TOKYO 2017実行委員会
事務局:一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN


https://www.instagram.com/p/BaD9JUKn4Y4/
設営中の写真ですが

可展面のあたり(前期)

会期:2017年10月7日(土)~10月29日(日)
休廊:月曜
会場:Nadiff WINDOW GALLERY(東京)
参加作家:上田良、末永史尚、山口麻加

恵比寿にあるNadiff A/P/A/R/TのWINDOW GALLERYにて、5月に刊行したペーパークラフト集「ペーパークラフトによる彫刻」参加作家による小展示の前期展示が始まっています。展示スペースに比して人数が多いので前期後期に分かれています。 それぞれ「ペパクラに類する作品」を展示しました。
ペパクラ集「ペーパークラフトによる彫刻」も店内で販売しています。

f:id:kachifu:20171110204214j:plain
f:id:kachifu:20171110204251j:plain

NADiff Window Galleryでは、2017年5月に発行されたペーパークラフトによるマルチプル集「ペーパークラフトによる彫刻」の参加アーティスト、伊藤誠、上田良、小野冬黃、末永史尚、冨井大裕、山口麻加、計6名のアーティストによる作品展を前期・後期の2部構成で開催致します。

2017年春に、ペーパークラフト、略してペパクラにアーティストが取り組んだマルチプル集のリリースと展覧会が、末永史尚と副田一穂(愛知県美術館学芸員)の共同企画で名古屋に於いて実施されました。本展は、「ペーパークラフトによる彫刻」展の第二弾企画となります。

ペーパークラフトで作品をつくる、という今回のプランが発想された事の次第は、2014年に愛知県美術館のARCH展で担当していただいていた副田が、木村定三コレクションの図録に自ら設計したペパクラを付属させたほどのペパクラ好きであったことからはじまります。その図録を見た末永も興味を持ち「アーティストによるペパクラ」で展示をしてみたい、と今回のプロジェクトがたちあがりました。

各アーティストがそれぞれの作品性が、ペパクラというメディアに投じられたユニークで楽しいマルチプルです。Window Galleryでのショーケース展示とともに、店内ではペーパークラフトセット「ペーパークラフトによる彫刻」をお買い求め頂けます。

www.nadiff.com

Search & Destroy

インターネットの検索エンジンとイメージの関わりに関する作品の展覧会「Search & Destroy」に参加します。私はもちろん画家の名前で検索した結果画面を絵画化したサムネイルのシリーズを出品します。新作含む4点を展示の予定です。是非ご高覧ください。


Search & Destroy
日時:2017年9月29日(金)〜10月15日(日) 13:00〜20:00
休廊:水曜、木曜
会場:TAV GALLERY(東京)
http://tavgallery.com/searchdestroy/

参加作家:岩岡純子、JOKAI、末永史尚、竹内公太、渡辺篤
キュレーター:佃義徳

検索エンジンによるイメージの結果から、再構と破壊を試みる現代美術家、計5名によるグループ展「Search & Destroy」を、9月29日(金)より10月15日(日)まで開催いたします。一つのプラットフォームや検索エンジンを通し、個人に基づくあらゆる情報が中央集権的に溜まり続ける中、現代美術により情報の価値を捉え直します。展覧会タイトルはベトナム戦争中にアメリカ軍の総指揮監ウィリアム・ウェストモーランが遂行した戦術「サーチ・アンド・デストロイ作戦」から引用、尚、本展のキュレーター・佃義徳は「Search & Destroy」について、次のように語っています。

「2017年時点で生活に欠かせないネットの検索機能は、現代人の認識や思考活動に影響を与え、その影響を受けていないアーティストは少ないかと思います。あまりにも日常的になり過ぎた検索機能とその結果は、時期、場所、人によっても結果が変動し、間違いを含んでいるにも関わらず、多くの人にとってなくてはならない一つの指針となっています。

これは、現代人のPCやスマホの端末というある種の車窓から見る移ろいやすい風景のようなものです。何をサーチして何が見え、何が認識されるのか、さらに破壊されるものは何か、世界中で常時繰り返される膨大な数のサーチの一部を作品に取り入れた作家による作品展示です。」

TAV GALLERYでは初となるアート・アドバイザー佃義徳による企画展「Search & Destroy」と、岩岡純子、JOKAI、末永史尚、竹内公太、渡辺篤の計5名の展開に、是非、ご期待ください。