水戸芸術館「アートセンターをひらく」滞在日記

水戸芸術館での滞在制作日記。
今日はうって変わっての晴天。とはいえまだまだ肌寒い水戸の朝です。
滞在先から千波湖わきの散りきらぬ桜を楽しみながら自転車を漕いで芸術館に向かいます。途中セブンイレブンで買ったコーヒーを水筒に入れつつ10時過ぎに到着、制作開始。午前中に終わらせる意気込みだった芸術館の全展示室のマケットづくりは遅々として進まず、あっという間にお昼に。
昼食のため自転車で外出。まず近くのロースター、珈琲問屋でコーヒー豆を購入。注文すると一杯サービスしてくれる。美味しい。そして注文後の焙煎。良いお店でした。
のち、駅近くの文具店・フジタに画材を物色に。画材がどれだけあるか不安だったけど地元の絵描きさんを支えてる感じの豊かな品揃え。用紙もほぼ揃い。定規と紙を購入。自分は絵を描く人間に見えたらしく、お店のおじいさんが紙について色々教えてくれる。
店を出て自転車で巻いた紙と定規を運んでいたら、強風にあおられて吹き飛ばされるも近くにいた方々がひろってくださいました。皆様お優しい。
時間がないのでお気に入りのパン屋、クルートであんコッペとチキングラタンのパンを買って芸術館戻り、昼食。
午後も引き続きマケットづくり。本当は滞在前にやっておけばよかった、と後悔しつつ淡々と。
夕方から所管作品のリサーチ。予測や想定を対象が裏切ることに意義があると思いつつ、やや途方に暮れる。
閉館後は芸術館になかった資料を求めて県立図書館に。しかしここにも所蔵がなかったのであった。
お堀の夜桜をちら見できたのが救い。

寒いので帰宿し、作業の続きと資料の読み込みを。