外出日

午前中アトリエから午後外出。
まず吉祥寺オンゴーイングで造形後輩平嶺くんの2人展見。力作造形物、と映像。
のち、茅場町フランティック梅沢和木さん個展。http://www.frantic.jp/ja/exhibition/
twitter上で話題だったのでとりあえず見てみました。絵の具が乗ってない出力だけの状態を見たくなるなあ。
さらに神楽坂、ユカササハラで三宅砂織「CONSTELLATION 2」http://www.tokyoartbeat.com/event/2009/E56C
MORI YU GALLERY TOKYOにてパラモデル「ぼくらはモータープール」http://www.tokyoartbeat.com/event/2009/B085
Ohshima Fine Art 森裕子「キラル。アキラル。」http://www.tokyoartbeat.com/event/2009/8510
三宅砂織さんの作品はフォトグラムという手法の可能性について考えさせられました。写真と絵の境については造形大の学生が何人かそこに関わる作品を作っているのでちょっと考えていたこともあり。
パラモデルさんの作品はずっと気になっていながら初拝見。たぶんこれまでのパラモデルさんの作品からするとイレギュラーもしくは新しいタイプの展示だったのだと思うんですが、素晴らしかったです。
見ていて記憶のなかのあちこちの層を刺激される感覚で、それが絵画作品も含めて広がる真鍋博感のまわりをぐるぐると…新しかった。
森裕子さんの絵画の展示も良かったです。モチーフ、筆触、色感がストレートに好きな絵。特に入り口のところのカエルの絵がお気に入り。
最後に国分寺スイッチポイントで利部志穂さん個展オープニング。http://www.switch-point.com/2009/0924kagabu.html
これもとても良い展示でした。急速に制作の深度を深めている感のある利部さんのキレキレの感覚を楽しめる旬な展覧会。あと、企画された森啓輔さんのテキストにある「彫刻のカケラ化」という語がとても素晴らしい。
一日濃密な展覧会を見続けたせいでぼーっとしていたのか食事した蕎麦店にかばんをまるごと忘れて電車に乗るという失態を乗り越えつつ帰宅。