「安齊重男の“私・写・録(パーソナル フォト アーカイブス)”1970−2006」内覧会

日中制作のち、夕方より乃木坂の新美術館へ。「安齊重男の“私・写・録(パーソナル フォト アーカイブス)”1970−2006」展の内覧会とレセ。30年を超える年月半端ない量の現代美術の現場に足を運び、記録されてきた安齊重男さんの写真の展覧会。会場には数千枚の写真が壁を覆っていてとても見きれず。でもがんばって年代順に並んでいる写真をぐるりとまわり見。まずなんといっても面白いのは東京ビエンナーレ等現代美術に関心を持って情報を集めたことのある者ならば必ず目にする事になる展覧会の記録。作品の写真はみたことがあってもその置かれていた状況も含めてみるとまた違う。加えて、特に70年代には歴史化されていない、ぼくの知らない作品/作家にも興味深い展示の写真がみつかることが多くそれを見つけるのもまた楽しい。そうなると、その展覧会についての詳細が知りたくなってくるのだけど情報は写真への手書きの書き込みだけなので残念。web的な発想で言ってしまうとリンクがあればなと。でも充分(現代美術オタには)楽しめる展示だし見ておくべき展覧会かと。

レセは撮影された美術家さんが招待されていたようで大学でお世話になった方々と久々にお会いでき。義父さん代理のガクさんにもひっさびさに会えてお話。それにしても写真のダンナ、足蹴にされてますぜ。

帰宅後、制作つづき。