「日本国憲法展 part1」、「Terry Winters: IMAGESPACE」、菊池遼個展「parousia」、「 (メ)ズム 」、「Group Show グレン・ボールドリッジ | ホーリー・クーリス | アレックス・ダッジ | 城田圭介」

午後外出。
錦糸町無人島プロダクションで「日本国憲法展 part1」を見ました。


引きの写真を撮り忘れ。
1枚目は森田浩彰さん、2枚目は木村俊幸さん。

会場:無人島プロダクション
会期:4月22日(土)ー 5月13日(土)
参加作家:
第1条 大西伸明、第9条 釘宮由衣、第15条 本山ゆかり、第17条 木村俊幸、第19 条 東山詩織、第22条 池添彰、第24条 森栄喜、第28条 悪魔のしるし、第29条 森田浩彰、第31条 長田奈緒、第36条 赤塚不二夫、第66条 髙田安規子・政子、第84条 平山昌尚、第93条 棰石憲蔵
https://www.tac-kenpou-art.jp/exhibition


表参道のファーガス・マカフリー東京で「Terry Winters: IMAGESPACE」展。
東京とも縁がある画家ということもあり私の世代では作品を目にする機会も多かったと思うのですが、個展で見るのは初めてだったかも知れません。電子顕微鏡などの新しい視覚装置で発見された生物的イメージを思わせる抽象絵画の画家という印象をもっていました。








会場: ファーガス・マカフリー東京
会期: 2023年3月25日~5月20日
https://fergusmccaffrey.com/exhibition/terry-winters-imagespace/


外苑前のEUKARYOTEで菊池遼個展「parousia」を見ました。彼は今年東京造形大の博士課程を修了していて、私が指導教員を担当していたのでした。
主観による世界の分節行為=対象認識=輪郭線の把握を主題とした〈void〉シリーズ。

voidでは輪郭の発生を鑑賞者に委ねるのですが、それに画家による輪郭線を重ねることで文節行為を対象化した〈idea〉シリーズ。


輪郭線を空間の中で自立させた新シリーズ〈parousia〉。


これら3シリーズが3フロアあるギャラリーの構造を利用して展示されています。彼は博士課程在籍時はほぼ〈void〉シリーズの制作とこれについての論文執筆に集中していたので、主に修士課程時に制作していた〈idea〉シリーズの再会と新シリーズの発表と、一気に展開したように感じます。新しい〈idea〉シリーズは近年用い始めたパネルへの印刷を用いたことによって可能になったように思います。おそらく輪郭線部分以外全面印刷なのではないかと思います。
挑戦的な新シリーズも興味深いのですが、1Fに展示されていた〈void〉での、図になるかならないかギリギリの本当に微かなドットの差異を見つめ続ける体験は新しい絵画的な豊かさだと感じました。

会場: EUKARYOTE
会期: 2023年5月12日(金)〜6月4日(日)
https://eukaryote.jp/exhibition/ryo_kikuchi_2023ex/


根津のHello Beeでグループ展「 (メ)ズム 」を見ました。出品はあいろく葵、植村佳乃子、大木花帆、小野まりえ。

写真は大木花帆さんの「箱をかぶって歩く」。


神楽坂のMaki Fineartsで「Group Show
グレン・ボールドリッジ | ホーリー・クーリス | アレックス・ダッジ | 城田圭介」を見ました。
グレン・ボールドリッジとホーリー・クーリスは昨秋のArt Collaboration Kyotoでマキさんが展示していた、Klaus von Nichtssagend Galleryのアーティストです(アレックス・ダッジも)。






会場: Maki Fine Arts
会期: 2023年5月13日(土)- 6月25日(日)
https://makifinearts.com