bernard frize


今号のParcketでbernard frizeが特集されていた。frizeはコンテンポラリーでアブストラクトないい絵を描いている数少ない画家。色のまざりきっていない筆あとが複雑に交差し合い編み目のようなパターンが描かれている。いったいどうやって描かれているのかがわからず、ずっと気になっていた。


しかし今回parcketに制作中の写真が掲載されており、納得。画家の指示でアシスタント数人が同時に筆を動かし、筆触を重ねていた。文章では説明しにくいが、同じ写真をweb上でみつけた。下記リンク参照。


http://www.recirca.com/reviews/2005/bernardfrize/bf.shtml



また下記リンク先から今年2005年4月の小回顧展の様子も。


http://www.schwarzwaelder.at/galerieng/mainaus.htm



結果的にはことなれど、描かれたものが直接構造をしめし、またそれが遊戯性をふくんでいるあたり、額田さんのジャングルジムの絵に近いものを感じる。